ビフォー&アフター 実例コラム

“顔立ち”や印象でも変わる!本当に似合うメイクに出会う

【くみさん 20代 会社員 2023.6月号】
約3年間の常時マスク生活も落ち着き、マスクを外す機会も増えてきましたね。マスクの影響で無頓着になってしまったメイクが気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フランマサロンでも似合うメイク色を知りたいとパーソナルカラー診断を受講される方は非常に多いのですが、実はパーソナルカラーだけでメイク色が分かるわけではないという事実はあまり知られてはいません。

今回はオレンジ色が似合わないブルべ冬タイプなのに、オレンジメイクが似合った29歳くみさんのお話です。


大学生の頃はパステル色やレース、フレアスカートという女子っぽい服を身に着けていたくみさん。25歳を過ぎたころから違和感が出始め、色・メイク・服・ヘアーのすべてが迷走状態になり、徐々に服が買えなくなってきました。

その様子を見ていた妹さんにフランマを紹介され、昨年夏に来店したくみさん。パーソナルカラーは、モノトーンや絵具のようなビビッド色。似合う服のテイストが分かる顔タイプ診断では、デニムやサロペットのようなボーイッシュなカジュアルファッションが似合うクールカジュアルタイプでした。

その結果を知って、以前感じていた可愛い色や服の違和感は間違っていなかったと納得。新たに似合う服が分かり、気持ちがスッキリ晴れたような心地だったそう。

驚いたのは一番ないと思っていたブルべ冬が似合ったこと。その理由は、似合うはずのダークグレーのアイシャドウや深紅色の口紅をつけると顔色が暗く見えたからです。


冒頭に似合うメイク色はパーソナルカラーだけではないと書きましたが、“顔立ち”も影響します。たとえば、面長さんはクールな印象で青色が似合いそう。丸顔さんは可愛らしい印象でピンク色が似合いそう…。こんな風に感じたことはありませんか?この感覚はメイクにも応用できます。

詳しい理由はこちらでは割愛しますが、くみさんのカジュアルな印象から元気なオレンジメイクが健康的で自然に見え、逆にブルべ冬色メイクは暗くきつく見えてしまいます。

診断を受けた日に似合うメイクをして帰宅したくみさんを見て、お母さんの第一声は「口紅の色いいね!オレンジ色よく似合っているよ」だったそう。忖度ない家族の意見は貴重です。

早速、診断の翌週には美容院でショートヘアーにしてもらい、似合うメイクをして出勤すると「すごく可愛い、垢ぬけたね」「今の方が断然良い!元気そうに見える」と周囲からも評判が良かったそうです。

服選びも即決できるようになり、今は買い物が楽しいと笑顔で伝えてくれたくみさん。その姿は前向きで明るく行動的な、まさにオレンジ色を体現されているようでした。

Before

女性らしいファッションを好んで着ていた大学の頃の写真。ピンク色に白の組み合わせ、ストレートセミロングで清楚なイメージですが、くみさんにとっては大人しく無難に見えがち。フレッシュな個性が隠れてしまっています。

After

現在の写真。黒髪なのに重たく見えないのは、彼女に似合うエアリーなショートヘアーで軽さを出しているから。得意な白黒の服とオレンジメイクがカジュアルさを加えてくれ、若々しく垢ぬけた印象になっています。