ビフォー&アフター 実例コラム

大切なのは結果じゃなく“経過”その中につながっている学びと幸せ

【斎藤さん 30代 自営業 2018.12月号掲載】
人と会うのが億劫になり、一人でいるほうが楽だと思うことはありますか?体の不調で一定期間外にでづらい状況だった女性が、パーソナルカラーをきっかけに自分の夢だった「癒しサロン」を開業するに至った斎藤さんのお話しです。

彼女との出会いは今から4年ほど前。

フランマサロンスクールの「パーソナルカラーリスト養成講座」でした。

受講理由は好きな色を勉強しながら社会性を身に着けたいから。

後付けでパーソナルカラーリストになりたいという気持ちはあったようですが、このような目的で受講される方はいなかったので、教える私としては不安がなかったと言えばウソになります。

しかし彼女はそんな不安を見事に打ち破ってくれました。

とても純粋で頑張り屋さんだったのです。

養成講座の予習復習はもちろんですが、自分が綺麗でいなくては周りの人に納得してもらえないと、自分磨きも怠りませんでした。

斎藤さんに似合う色は、ラベンダーや桜色のような柔らかなパステルカラー。

形は身体にフィットするボディーコンシャスなデザインです。

ベリーショートだった髪の毛は、似合うセミロングの長さまで2年ほどかけて伸ばされました。

肩まで伸びたころには周囲から

「最近雰囲気が変わったね!大人っぽくキレイになった」

「シャンとしてあか抜けたね」

と褒められるようになり、その頃から徐々に自信が芽生えていったそうです。

それは技術面でもおなじ。
斎藤さんが進めて色を着た友人が同僚から褒められたり、結婚式に出席する母へ似合う色でメイクをすると肌ツヤがとてもいいと親戚から好評だったり。

そんな経験も彼女の自信に繋がったようです。

こうして並行しながら内と外の自信をつけていきました。

その頃には出逢った頃の斎藤さんお姿はどこにも見当たらず確実に成長していました。

そして今から一年前、夢だったサロン『ひなな』を東区牛田に開業。

パーソナルカラーとメイクで外をキレイに。

足裏マッサージで身体の内をキレイに。

内も外も両方からケアするとは、彼女らしいメニュー構成です。

既に顧客が複数名いるほど人気サロンなので、お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。

自分とどう向き合っていくかでこんなにも人は変われるものかと、私は彼女から教えてもらいました。

同じようなことは皆さんにも言えるのではないでしょうか。

「変わりたい」

そう思ったら心惹かれるものに挑戦してみる。

ポイントはすぐに結果を求めないこと。

やる前から自分に向いているのか?

本当に必要か?など心配してしまう方は少なくないと思いますが、そんな方にこそ、大事なのは結果ではなく“経過”だということを知ってほしいです。

その中に学びが、幸せがたくさん詰まっています。

経験した人はそれを知っているから次の挑戦も身軽にできるのです。

斎藤さんのように結果は後からついてきますよ。

Before

今から3年ほど前に「パーソナルカラーリスト養成講座」を修了した時の写真。 自信がついてきた頃ですが、ベリーショートで不得意なメガネ。 彼女の魅力が表に出ていない状態でした。

After

斎藤さんが営むサロン「ひなな」のプロフィール写真。 33歳現在の写真です。 髪の毛が似合う長さに伸び、彼女が本来持っている女性らしさや柔らかさが表情にまで出てきていますね。