ビフォー&アフター 実例コラム

セルフチェックで逆に迷い、プロの診断で視界が晴れた!

【ななえさん 30代 ファッションスタイリスト 2021.12月号】
自分にはどんな色や服が似合うのだろう?とウェブ上の「パーソナルカラーセルフチェック」をした経験はありませんか?ブルベかな?もしかしたらイエベかも…。いろんなところでチェックする度に結果が変わり、混乱している方もいらっしゃるかも知れませんね。今回はその結果を参考に色や服選びをしていたけれど、プロの診断を受け人生が変わるきっかけを得たという女性、ななえさんのお話です。

20代後半、ウェブ検索でパーソナルカラーのことを知り、興味本位でセルフチェックをするとグレーや紺色が似合う「ブルベ」と判定。その結果に納得しつつも、イエベが得意なキャメルやベージュもよく着ているし、当時流行のオレンジメイクも違和感がなかったので、どこか不安が残っていたそうです。その後、友人や知人の紹介で、フランマでパーソナルカラーを受講。診断は「ブルベ」でした。結果が出たことでパーッと視界が晴れたような気分だったとななえさん。その上、薄色を予想していたけれど濃色も似合うと分かり、色幅が拡がり迷いなく色選びができるようになっていきました。

その後、体の特徴から判断する似合う服も知りたいと「骨格診断」を受講。事前のセルフチェックではフレアスカートや短いトップスが似合う「ウェーブ」でしたが、プロの診断結果は「ストレート」。きちんと感のあるシンプルなファッションが似合いました。ストレートの特徴(筋肉)を持った体つきではなかったため、その結果に最初はとても驚いた彼女。しかし思い起こせばセルフチェック前まではストレートの服をよく選んで着ており、チェック後から「これはウェーブの服だから似合うはず」と、頭で判断しながら服を選んでいたのです。

ななえさんに限らず自分で分析をしたことで、逆に色や服選ぶに迷いが出てきた方も少なくありません。実際イエベと信じてその色を揃えていたけれど、プロの診断でブルベと判明し、服を総入れ替えすることになった方もサロンに訪れます。混乱を抑えるために単純化している自己分析チェック表(簡易的な診断含む)をうのみにせず、最後はプロの力に頼ることも必要ですね。

ところで似合う色や形が分かった今のななえさんはというと…。今度は伝える側のファッションスタイリストになり、この秋にサロンを立ち上げました!元々興味はありましたが診断を受けたことでその思いが強くなり、フランマ養成講座を受講。勉強熱心でポジティブな上、とってもキュートな、ななえさん。「自分の診断した結果がお客様の洋服やコスメ選ぶに大きく影響する、責任重大な仕事だと感じます。似合うものを身につけると自信が沸く上、おしゃれがさらに楽しくなるので、そのお手伝いをしていきたいです」と話していました。

Before

診断を受ける前27歳の写真。春秋のキレイめなアウターと言えばトレンチコートだったため、特に何も考えずよく着ていたそう。奮発して購入したけれど、色が自分に合っていないと分かってからは全然着ていないようです。

After

現在の写真。今秋から始めたファッションサロンのプロフィール写真です。骨格「ストレート」さんが似合うストレートヘアーにパーソナルカラー「ブルベ」さんが得意なモノトーンを着て。元々美人さんですが魅力更新していますね!