ビフォー&アフター 実例コラム

似合う服を知ることは本当の自分に戻ること

【めぐみさん 30代 OL 2020.9月号掲載】
年を重ねることに抵抗はありますか?次の世代へ移行する時期は特に焦りや不安を感じるかもしれません。
今回は30代目前で似合う服を取り入れたことを機に、年下の結婚相手をゲットしためぐみさんのお話です。

フランマサロンに来られたのは今から5年程前、28歳の時。
ファッションが好きな彼女は、当時流行りのカーキやキャメルなどの秋色服を着て楽しんでいました。
秋色が似合っているとは思っていなかったけれど、流行っているしトレンドの服を着るのは普通の事だと思っていたそう。
ただ30代を目前に、好きなカジュアルな服を着ると若作りに見られるのかな…など不安を感じはじめ、その上その頃恋愛の挫折を経験したことで結婚への焦りも感じていためぐみさん。
そこで「以前から気になっていたパーソナルカラーや骨格診断を味方につけて頑張ってやる!」と受講を決意されたようです。

めぐみさんに似合う色は桜色やラベンダーなどパステル系の明るい色。
デザインは爽やかな印象のフレッシュカジュアルでした。
その診断結果にご自身も納得。
自分の中でもしっくりきたので、その後似合わない服は手放し、似合う服を意識して選ぶようになっていきました。
すると<UNIQLO>や<GU>のようなプチぷらカジュアル服でも、メンズサイズの服を着ても「カワイイね」と言われたり、ラベンダー色を着ていると「それめぐみさんの色だよね」と周りから褒められたり。
「自分だから似合う服って自信になりますよね♪」と彼女は言います。

今は流行やその時の気分で服を選ぶより、似合うかどうか考えながら買い物をするのが楽しいそうです。
30代を過ぎてもカジュアル服を自信もって着られるようになり、似合う服を楽しんでいる年上女性たちと接していきながら、徐々に年を重ねる事への不安が薄らいだめぐみさん。

そんな経験を経て33歳を迎えた今、なんと結婚を前提にお付き合いしている6歳年下の彼が出来たそうです♪
彼との出逢いは今人気のマッチングアプリ。
第一印象が大事なプロフィール写真に似合う色を取り入れ、初めて会う日は白のニットワンピにネイビーのコート、大きめのリュックをセレクト。
彼女の得意な爽やかカジュアルスタイルです。
彼の第一印象はというと…「(これまで出逢った女性は気合が入っていた様子だったけれど)いい意味で自然体だな~」と、好感を持ったようですよ。
「自分をどう見せたら良いか分かるって楽しい!」と彼女は言います。

この仕事をしていると、“元々好きな服が似合う服だった”という方が多いと感じます。
それが社会的立場や年齢による思い込みで好きから離れ、自分に合うものが分からなくなっていく。
似合う服を知る事は本当の自分に戻る事。
それは自分に相応しい相手と出逢う事にも繋がるのかもしれません。

Before

サロンに来られる前の写真。苦手なカーキ色に黒を合わせたコーディネート。 カジュアルが得意とは言え爽やかさが出にくい上、首が長い彼女の場合胸元が空いた服を着ると顔周りが寂しく、物足らなさを感じてしまいます。

After

診断後、30代に成ったときの写真。得意なオフホワイトに水色のスカーフで爽やかさを演出。 ボトルネックなど詰まった首元にすることで寂しくなりがちな顔周りが華やかに! お出かけに相応しいキレイめなカジュアルコーデですね。